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 3月31日(火)


【今日読んだ本】

やおろず弐 でこぼこな恋、始めました。 (古戸 マチコ/Regaloシリーズ)amazon

 
《あらすじ》
 祖母の死をきっかけに、八百万の神様たちが見えるようになってしまったごく普通の女の子、澄香。それ以来、ワンルームでの気ままな一人暮らしは一変。呼んでもないのに次から次へとおかしな神様たちが現れては問題を起こし、バイト先ではオカルト青年とひと悶着……。澄香の家を護ってくれるはずの家神はいつもなんだかヤル気なしで、結局澄香が奔走する羽目に。なんとかして神様たちを追い出し、静かで平穏な日常を取り戻したいと思う澄香だが、ひょんなことから、家神が自分の曽祖父であることを知り……。 そんなこんなで色々ありはしたものの、澄香と“やおろず”の神様との日常はあいかわらず続いていくのであった。


 ネット小説シリーズはRegaloシリーズという名前になったようです、シリーズ化したことだしがんがん新作出してくれるといいですね。それはさておき、ごく普通の女の子(?)とやおろずの神様が繰り広げるハートフルコメディ(ほんのりラブつき)第2巻。
 やっぱりこのシリーズ大好きです。出てくる神様たちがバリエーション豊かで皆愉快だったり、どこか懐かしい暖かさを神様と人の交流を通して描いていたりといいところは色々あるんですが、今回特筆したいのは澄香のセンス。見る人によって神様の姿形が変化するという設定のため、その姿形に見る人のセンスが思いっきり表れるんですが、澄香の発想が楽しすぎます。電子レンジに河童に関羽人形に、どうしてそんな姿になったんだと思う神様ばかり、電子レンジと河童には噴きました。その姿に対する澄香のリアクションやボケがまた笑わせてくれます、一見すると神様たちに対するツッコミ係なのに、ボケボケなところも目立つのがとてもよいです。あらすじに「ごく普通の女の子」とありますが、このセンスはどう考えても普通じゃないですね、ちょっとだけ憧れます、あくまでちょっとだけ。
 1巻とは違って、今回は恋愛分も大増量。前半のコメディパートが大好きな分、あんまり恋愛方向に持っていかないで欲しかったんですが、ネットのおまけ短編を読んで気が変わりました。この恋愛も澄香の変なセンスの一環なんですよね。澄香じゃなきゃノロ君と付き合うなんて選択はしなそうですし。そう思うと恋愛部分も楽しく見えてきました。 拗ねる家神様は非常にかわいかったですし。
 綺麗にまとまっていてここで終わりかな、でもまだまだ澄香や家神様の姿を見たいので、続きあるとうれしいです。


評価 ☆☆☆☆(8)



 
 3月28日(土)

 4月の購入予定リスト。GW分の前倒しもあってちょっと多いので、減らす可能性が高いです。

鳥籠の王女と教育係 魔王の花嫁 (響野 夏菜/コバルト文庫)
赤き月の廻るころ 紅蓮の王子と囚われの花嫁 (岐川 新/角川ビーンズ文庫)
囁け、この現世の秘密 幻獣降臨譚 (本宮 ことは/講談社X文庫ホワイトハート)
ソードアートオンライン1 アインクラッド (川原 礫/電撃文庫)
眠り王子と幻書の乙女 (秋永 真琴/B's-LOG文庫)
迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (林 亮介/GA文庫)
神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師 (あざの 耕平/GA文庫)
RPG W(・∀・)RL 1 ―ろーぷれ・わーるど― (吉村 夜/富士見ファンタジア文庫)
本日の騎士ミロク1 (田口 仙年堂/富士見ファンタジア文庫)
蒼穹のカルマ2 (橘 公司/富士見ファンタジア文庫)
BLACK BLOOD BROTHERS 10 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣― (あざの 耕平/富士見ファンタジア文庫)
星図詠のリーナ (川口 士/一迅社文庫)
かぐや魔王式! 第3式 (月見 草平/MF文庫J)
月花の守人 (山本 瑤/コバルト文庫)
雪の王と紅玉の少女 ミンスラー (崎谷 真琴/コバルト文庫)
天涯のパシュルーナ1 (前田 栄/ウィングス文庫)
ペテン師一山400円 (嬉野 君/ウィングス文庫)
宵月閑話 はかなき世界に、最期の歌を (佐々原 史緒/トクマ・ノベルズEdge)
世界画廊の住人 (栗原 ちひろ/幻狼ファンタジアノベルス)


【今日読んだ本】

タイム・スコップ! (菅沼 誠也/一迅社文庫)amazon

 
《あらすじ》
 ひょんなことから「時空間に穴を掘る」能力を手に入れてしまった女子高生・空掘すずめ。うっかりタイムスリップしたあげくにうっかり歴史を変えちゃったりするので (うっかりで済ませていいことではない気もするが)、幼馴染みの石垣島さとるを巻き込んで今日も始まる一騒動。タイム・パラドックスも何のそのなドタバタコメディ。


 女の子主人公で時間物と聞いたら黙っちゃいられない、ということで特攻してみた今月の一迅社文庫の新刊。
 バカSFとシリアスな時間SFのよいミックスでなかなか面白かったです。前半は「うっかりヒトラー殺しちゃって時間変えちゃった!」みたいなノリで話が進むバカSFなパート。後先をあまり考えない主人公が頭はいいけど変態趣味な男の子と共に、時空を掘るスコップ片手に繰り広げるドタバタ劇は、歴史改変が色々とはっちゃけている上に主人公コンビが活き活きと描かれていて、コメディとして普通にいい出来。うっかり切り開く時空を間違えて騒動を巻き起こすすずめがとてもひどいです(一応褒め言葉のつもり)。無関係の人間を巻き込んで放置はどうかなとも思うんですが、事後処理はちゃんとしてるので許せました。
 で、このままのテンションで最後までいくのかなと思っていたら、後半は一気にシリアスに様変わり。ネタバレになるので詳しくは伏せますが、新登場したヒロインのヤンデレで健気な思いと、すずめを求めるわたるの一途な思いが描かれた、よい恋愛物になっていておいしかったです。2人で過ごしたコメディパートから、わたるがすずめを求める気持ちがちゃんと伝わってくるのがよかったですね。タイムスリップについての理屈付けも練られているんですが、時間改変の説明や例えに腑に落ちないところがあるのが微妙。倍々ゲームは拡散するし、前半ではカオスで説明してるし。自分が勘違いしているかもしれませんが。
 伏線張られているので続きも出そう、ラブコメとしても時間物としても楽しみです。


評価 ☆☆☆★(7)



キャンディ・ポップ2 (倉吹 ともえ/ルルル文庫)amazon

 
《あらすじ》
 カミさまのザオネイルと捧げモノのアイリス王女は、ぎこちない二人旅の真っ最中。二人は国境近くのある町で「カリスマ侍女大会」に巻き込まれた挙げ句、アイリスはリトベーゼ王国の容姿端麗王子キラードと結婚するはめに……!! ザオネイルと超絶仲の悪い宰相の息子レジーは、花嫁となるアイリスを奪還すべく一時休戦。二人がとった大胆な作戦とは……!? 恋と旅と王宮のコミカル・ラブファンタジー!!


 元気で騙されやすい王女と人でなしのカミが繰り広げるラブコメ「キャンディ・ポップ」第2巻。
 あ、あれ、この話ってこんなテンション上げ下げ激しかったですっけ? 第1話の、作品変わったかと思うくらいのギャグ全開のテンションにびっくりしました。もう「カリスマ侍女大会」という時点でギャグなわけですが、カリスマ侍女によるアイリスの仮装だけでなく、全体的にギャグが濃かったです。うっかり器物壊しちゃってこっそりテーブルの下に隠すカミとか悪ノリしすぎ。でもこういう悪ノリは大歓迎、国王と宰相のダメ親コンビも愛すべきダメでしたし、この1話は楽しかったです。
 で、ギャグで進むかと思ったら2話3話は結構シリアス。アイリスに惹かれてきているのが丸分かりなザオネイルの反応はおいしかったんですが、テンション変わりすぎでちょっとついていけない場面もありました。多分キラードが悪いんですキラードが、真面目ぶって相当酷いことするくせに、その後に変貌するのがおかしいんです。変貌するならあんまり真面目なことしてほしくなかったなーと。敗北確定な三角関係の上に振り回されるレジーかわいそうです……。
 3巻は大分シリアス寄りになりそう、2人の関係の進展に期待。


評価 ☆☆☆(6)


【最近購入したもの】
 FATAL ERROR9 回帰 (新堂 奈槻/ウィングス文庫)
 空みて歩こう1 (冴木 忍/角川スニーカー文庫)
 ゼペットの娘たち (三木 遊泳/電撃文庫)
 やおろず弐 でこぼこな恋、始めました。 (古戸 マチコ/イースト・プレス)
 舞姫恋風伝 (深山 くのえ/ルルル文庫)



 
 3月24日(火)


【今日読んだ本】

平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 恋する後宮 (松田 志乃ぶ/コバルト文庫)amazon

 
《あらすじ》
 いよいよ後宮にあがった宮子。目立ちたくないという願いもむなしく、早速、東宮のお妃候補といわれる姫君に目をつけられる。その上、二人を囲んで、宮中全体を巻き込む一大イベントが行われることに!?


 最近のコバルトには珍しい、平安時代の恋とミステリを描く「嘘姫」シリーズ第3巻。
 想像以上に面白くなっていてびっくりしました。とうとう後宮に舞台をうつしたわけですが、後宮のパワフルな女性陣の活躍が楽しいこと楽しいこと。女好きでいたずら好きな一の宮様、主上を尻に敷く最強の中宮様、今風(?)でマイペースで中宮とも渡り合う宣耀殿の女御、などなど一度見たら忘れない強烈なキャラが揃ってます。そんな女性たちとの会話や戦いが楽しくないわけがなく。5種目で行われる5VS5のもの合わせも、どの種目にも工夫を感じました。全体的に、後宮の争いなのに全然ドロドロしておらずコミカルに描かれているのが好みです。それでいて、シリアスな場面では中宮様も女御も、さすが高貴な立場にいる女性というところを見せてくれたのがさすがでした。
 ちなみに、ミステリー部分は今回も分かりませんでした。上手いなあと感心はするものの、自力で解ける気はしません……。でも今までの巻よりは簡単な気はしたので、これくらいなら見通せる人はいるのかも。
 平安物は苦手なはずの自分にも全く抵抗なく読めるこのシリーズ、お勧めです。恋の行方も気になりますし、波乱ありそうな次巻が楽しみ。真幸には頑張ってほしいけど、次郎君の方がカップルとしてしっくりくるのが困り物、最終的にどっちとくっつくんでしょうか。


評価 ☆☆☆☆(8)



 
 3月23日(月)


【今日読んだ本】

聖鐘の乙女 雨の音符と虹のメロディ (本宮 ことは/一迅社文庫アイリス)amazon

《あらすじ》
 ロウエン王国唯一の男子音楽学院に、男装して入学したアティーシャの目的は、父親の楽譜を探すこと。同室の上級生・ネイトの協力で周囲に女と気づかれずにすんでいたけれど、ついに入学以来最大のピンチが訪れて…!? そんな中、合奏コンクールの幕が開く。憧れの王子様サリアンの兄・エルシオン王子の出席で、会場は盛り上がりをみせるがーー。アティーシャ15歳★男だらけの音楽学院を舞台にした乙女のスクールライフ。第3弾登場!


 男子校に単身乗り込んでいる男装少女を中心とするラブコメ時々シリアスストーリー「聖鐘の乙女」第3巻。
 このシリーズは安定して面白いなあ。父親の残した楽譜に絡んだメインストーリーは遅々としたペースでしか進んでないんですが、アティがアホで可愛くて、男性陣がかっこいい、それだけで十二分に楽しいからいいのです。色気魔人は色気振りまいてアティのかわいいところを引き出してくれるし、ネイトさんはだんだん惹かれつつも素直になりきれないあたりがかわいかっこいいです。これ正ヒーローはネイトで決まりですよね! ほぼ新登場の先輩2人組もキャラ立ってていいコンビ、クロセ先輩は女性なんでしょうか、正体が気になるところ。男装物お約束の健康診断で怪しまれイベントもおいしいものでした、最後にはメルエルにも正体ばれるところが見たいなあ。
 そろそろストーリー進むことも期待しつつ次巻待ち、本宮さんは筆速いので安心です。


評価 ☆☆☆★(7)



SH@PPLE―しゃっぷる―5 (竹岡 葉月/富士見ファンタジア文庫)amazon

 
《あらすじ》
 舞姫と入れ替わった途端モテ始める雪国だが、ある夜せっぱ詰まった様子の少女が家へやってきて!? 一方SECと究極の美少女を捜す舞姫、蜜と胡蝶の宮の素敵な出会いなど「入れ替わり」な日々をコミカルに綴る第5弾。


 双子入れ替えラブコメ「SH@PPLE」第5巻はシリーズ初の短編集。
 蜜がたりない。
 SH@PPLEを読んでいる理由の半分以上は蜜のかわいさ(残りの数割は鳥子のかわいさ)なので、蜜の出番が思ったより少ないのがとても残念でした。過去編の蜜もかわいかったけど今の蜜が見たいんです! 雪国と絡むとストーリー進んでしまうので難しいのかもしれませんが……。SECメインの短編が決して面白くないわけではないし オチが読めても最後まで楽しくてよくできてるなあと思ったんですが、SECや舞姫の好感度は低めなこともあって物足りなかったです。でも、今までどうも理解できなくて好きじゃなかった舞姫の人となりが、過去を通してようやく少し分かったのはよかったかな。
 蜜や鳥子がこれからどう動くのか、2学期編が楽しみです。


評価 ☆☆☆(6)



 
 3月22日(日)


【今日読んだ本】

風よ、万里を翔けよ (田中 芳樹/トクマ・ノベルズ)amazon

 
《あらすじ》
 あわく血の色を透かした白い頬、わずかに褐色をおびた大きな瞳―ひとりの美少女が暴君・煬帝の親征に従事していた。病父に代わって甲冑に身を包んだ、少年兵として。その名を花木蘭。北に高句麗を征し、南に賊軍を討つ。不敗の名将・張須陀の片腕として万里の戦野にかけるも、大隋帝国の命運は徐々に翳りはじめ…。時を越え民衆に愛された男装の佳人を、落日の隋王朝とともに描きだした中国歴史長篇。


 男装少女が主役と聞いて楽しみに積んでおいた、結構昔に出された隋が舞台の中国歴史ロマン。
 うーん、面白いことは面白いんだけれどがっかり感もたっぷり。何ががっかりかって、歴史小説なんですよこれ。男装少女を描いたわけではなくて、歴史書くのに都合がよかったから男装少女を主役に据えただけという。隋の歴史を描いた小説としてはなかなか読みやすく仕立てられていて、登場人物の多さに混乱することもなかったですし、「煬帝ここまで酷い人物だったのかー」などと色々興味深く読めたんです。
 でも、男装物としては、木蘭視点の場面が相当少ない上に、女であることを隠しているゆえのおいしい描写が全然ないし、心理描写もいまいちで、期待してただけに落胆も大きかったです。勘違いしてた自分が悪いんですが、ロマンスも書くならもうちょっとしっかり書いてほしかったなあという気持ちも。素材おいしすぎるのに中途半端なので余計そう思わされました。
 木蘭主役でもっとロマンスなお話があったら読んでみたいところです。


評価 ☆☆☆(6)



 
 3月21日(土)


【今日読んだ本】

白薔薇と吸血鬼 (倉世 春/コバルト文庫)amazon

 
《あらすじ》
 吸血鬼の噂がある女伯爵フロリアンに仕える少女マイアは、伯爵が要求する若く美しい男を捜していた。そこへ現れたのがギーゼン公領の公子カディス。伯爵が吸血鬼なら結婚したいと訪ねてきて…!?


 倉世さんの1巻完結シリーズ(?)第2弾は、吸血鬼の噂がたつ城が舞台のファンタジー。
 これはいい意味でタイトルに裏切られました。タイトル見て白薔薇な女性がヒロインなのかなと思っていたら、召使の女の子が主役格だったのが望外。主人思いで気丈な召使や侍女ポジションのキャラって好みの1つなのです。特にこのマイアの場合、自分も相当辛いだろうに泣き言言わずにフロリアンに仕える姿に好感持てました。さらに、主役のカディスが超現実主義者で吸血鬼を嫁に求める変人で、このカディスとマイアがやりあったり協力したりする様子が楽しかったです。甘さがあまりないのが少し残念でしたが、微妙に互いへの態度が変わっていく様子は脳内補完するには十分ですし、吸血鬼物としてストーリーも面白かったので満足。
 1巻完結シリーズなのかもしれませんが、その後のマイアとカディスが見たいので是非続きが読みたいものです。


評価 ☆☆☆★(7)


【最近購入したもの】
 NGライフ8 (草凪 みずほ/花とゆめコミックス)
 SH@PPLE―しゃっぷる―5 (竹岡 葉月/富士見ファンタジア文庫)
 タイム・スコップ! (菅沼 誠也/一迅社文庫)
 聖鐘の乙女 雨の音符と虹のメロディ (本宮 ことは/一迅社文庫アイリス)



 
 3月19日(木)


【今日読んだ本】

雛のほそみち 〜青葉若葉の恋道中!〜 (小川 いら/B's-LOG文庫)amazon

 
《あらすじ》
 吉村雛、16歳。小さい頃から剣の腕を磨いてきたけれど、幼馴染みの佐々木鹿之助に勝てないのが最近の悩み。でも、そんな雛だって年頃の女の子! 憧れの人への淡い乙女心なんかもあったりするわけで……なのに、江戸一番の醜男に見初められちゃったから、さぁ大変!? 意に染まぬ結婚をさせられるぐらいならと、お師匠様と慕う俳聖・松尾芭蕉とその弟子で憧れの人・曾良の旅について行こうと決意をするが、なぜか鹿之助までついてきて――!? 恋にも剣にも真っ正直! 若葉印の旅立ちは、最初から波乱万丈!!


 「ソウルメイト」シリーズの小川さんの新シリーズは、江戸時代を舞台にお転婆娘と堅物幼馴染が繰り広げるラブコメディ。
 じれったくて初々しい恋模様が楽しかったです。同じ剣術道場で育った二人が、雛に舞い込んだ縁談話がきっかけで旅に出ることになり、その道中でお互い意識しはじめるようになって……という話なんですが、男女であることを意識するときの二人の反応がいいんですよ。雛は普段がお転婆で鹿之助とやりあっている分、鹿之助を頼りにする際のしおらしい態度にグッときますし、鹿之助の方は雛のかわいさに気づかされた時の素直になれない態度がかわいらしいです。お風呂でバッタリでお互い頭の中グルグルイベントなど、お約束ながら2人とも反応が純で実によいものでした。鹿之助は甘い言葉をかける曾良に目を向ける雛にやきもきするけれど、雛は鹿之助に綺麗なのを褒めてもらいたい気持ちがあって、みたいな「素直になれればすぐにくっつきそうなのに」というじれったさがまた楽しくて、くっつくまでにはまだ波乱がありそうです。
 恋模様以外のお話は伏線色々張られてまだまだこれからといったところ、芭蕉さんが史実でどんな人だったか全然知らないんですが、こちらの芭蕉は随分怪しげな人。幕府関連ではなさそうだし、何者なのか気になるところです。

 売れ行き微妙っぽいのが不安、結ばれる2人が見たいのでちゃんと続きが出てくれますように。


評価 ☆☆☆★(7)


【最近購入したもの】
 雛のほそみち 〜青葉若葉の恋道中!〜 (小川 いら/B's-LOG文庫)
 ちはやふる4 (末次 由紀/Be・Loveコミックス)