トップに戻る

日記一覧に戻る



 
 11月6日(木)


<最近読んだ本>

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と金の繭 (三川 みり/角川ビーンズ文庫)amazon
シュガーアップル・フェアリーテイル 王国の銀砂糖師たち (三川 みり/角川ビーンズ文庫)amazon
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紺の宰相 (三川 みり/角川ビーンズ文庫)amazon
amazon  amazon  amazon 

一気読み進行中。11巻〜13巻、終わりが近づいてきました。

11巻はアンの再起編。前巻の終わりからよく考えれば想像はできた展開なんですけど、分かった瞬間「ラファルてめえ!」となりました。2巻のジョナス以来の怒りの気持ち。
最大の試練にも挫けず立ち上がったアンは凄く格好良かったし、アンを支えてくれた皆の暖かさにもじんわり。アンの真摯さが1巻から培ってきたものを強く感じました。
後半はブリジットにおめでとう。素直になれない乙女な姿がかわいかったですし、砂糖菓子で伝える想いも綺麗でした。
あとはミスリル、覗き魔の妖精王さんですか。前巻で見直した分の50%は割引でー。

12巻は短編集。本編で言及だけされていたキャットとの出会い編など初期の頃の短編を読んで微笑ましい気持ちになったりとどの短編も楽しかったですが、断トツで好きなのはヒューとキャットの物語。脇役の中では大好きな2人で、当時から捻くれてたキャットにハラハラしつつ楽しく読んでいたら、後半にガツンと。
砂糖菓子で気持ちをぶつけろと伝えたヒュー、それに応えたキャット、まずここが格好いい。そして、職人のために銀砂糖子爵となったヒューの想いが気高く格好良すぎました。キャットとアンみたいな愛すべき馬鹿に、ヒューは喜びを感じ救われてるんだと思うと、泣きそうになります。キャットだけじゃなくアンが出てきてくれてよかったなあ。

13巻はシャルの決断の巻。アンのことだけ考えていたいシャルにとって今回の決断は重く苦しいものなのが伝わってきて、命懸けるまでの覚悟が格好良くも切なくもあり。今回はうまくいったけれど、今後も辛い選択がありそう。描きおろし短編のシャルは意地悪ですけど、そのくらいやっちゃってもいいと思います。もしミスリル起きてたらどうなってたかも見てみたかった。
ミスリルは、うん、愛すべき馬鹿ですね。良いこと言ってるし、シャルの背中押すの凄いんですけど、どうにも脱力させてくれます。
コレット宰相は、人間側にもこういうなびかないキャラがいるのは当然だし存在には納得ですが、行動に信念が見えないのが不気味だし好きになれないです。恨みつらみでもないように見えるし、何なんだろう。コレットにラファルと敵がダブルで待ち受ける次巻が不安。

評価 ☆☆☆☆(8)



 
 11月3日(月)


<最近読んだ本>

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄の花冠 (三川 みり/角川ビーンズ文庫)amazon
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と灰の狼 (三川 みり/角川ビーンズ文庫)amazon
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と虹の後継者 (三川 みり/角川ビーンズ文庫)amazon
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と水の王様 (三川 みり/角川ビーンズ文庫)amazon
amazon  amazon  amazon  amazon 

ちょっと止まっていたシュガーアップル一気読みを再開しました。思ったよりもアンとシャルの関係が縮まらずに焦れ焦れしたり、人間と妖精の関係の変化にドキドキしたり。ヒューやキャットといった脇役がいい味出してるなと思います。以下は各巻の感想。

7巻は王宮編。お店編かと思っていたので、少し肩透かしが強くて盛り上がれなかった巻。キースはいい人度合が増してきて嫌な予感がしてました。この先もフェアすぎて見ていて辛いです。

8巻は妖精商人編。シリーズが長期化してきて、1巻の流れのパターン化を感じてきましたが、それでも面白いのはアンが一歩ずつ成長してきていて、真摯な姿を保っていて綺麗なのが大きいと思います。この巻のレジナルドに対するアンの真っ直ぐな接し方が好き。
そしてヒューの格好良さが鮮烈な巻。砂糖菓子への想いや背景となる過去が見えて、ようやくヒューのことが理解できてきましたが、それでも銀砂糖子爵としての責任を背負い自己を犠牲にする心は並大抵じゃないです。ヒューのこと何だかんだで大好きなキャットの想いも良かった。しかし、感想書いてて2人の薄い本が出てそうと思ってしまったあたり、頭が腐ってます。

9巻は妖精育成編。8巻の引きで「シャル次は本気か!」と思ったらまだ焦れ焦れ。まあそれだけ大きい壁だと思います、ようやく納得できたようで安心。
妖精の反発については、よくこのくらいで済んだなという印象。もっともっと反発出てもおかしくないレベルの無理難題だと思います。買われる存在に戻ることをほとんどの妖精が納得出来ているのには、妖精が個としてだけではなく種族としての意識が人より強いのかなと感じました。人だったとしたら、初回組以外が順調に行くイメージが沸かなかったので。
最後の虹のカーテンは美しかったですね。ジョナスが真面目にやってそうなのも良かった。

10巻はヒューの漢気からスタート。アンの行動は読者的には当然だし、ヒューも最後は許してくれるだろうとは思ってましたけど、きっちり決めてくるのが男前です。
ミスリルの大きな勘違いに「この子、アンに負けないお馬鹿だよね……」と思っていたら、ミスリルの格好良さにびっくり。心は立派に王様ですね、見直しました。アンの悩みをスパっと断ち切ってくれるのも気持ちいい。
で、引きですが、何ですかこれは……。アンどうやって生存させるんです? ラファルもどう収拾つけるんでしょう。生まれ変わりでもしないとラファル生存ENDは見えないですが、ともあれ続きへゴー。

評価 ☆☆☆★(7)