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 7月14日(火)

旅行記更新、グラナダ編その2(アルハンブラ)番外の果物編。この人写真撮りすぎだ! と書いてて思いました。また、果物だけで区切りが必要なのが特徴の旅でした。
今週中には書き終わりたいです、多分あと2回。



 
 7月11日(土)

旅行記、マドリード+トレド編グラナダ編その1。アルハンブラまで行き着きませんでした。短くまとめようとしつつも、写真見てるとついついあれこれ触れたくなって。次はアルハンブラ!



 
 7月8日(水)

旅行記その1、まずは全体感想から。次回からは写真盛ります。



 
 7月5日(日)

帰ってきてます、アルハンブラ宮殿美しかった!!
需要ないかもしれませんが、写真バシバシ撮りましたし、メモがてら旅行記も書いてます。今週中にポツポツと上げる予定。


<最近読んだ本>


灰と王国1〜4 (風羽 洸海/エンターブレイン)amazon
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なろう発では珍しい本格ファンタジー、闇の獣に襲われる街を救うために少年が旅立つところからはじまる物語。評判が良かったので以前のセール時に電子書籍でまとめ買いしておいたものを、飛行機の中で手を付けたら、面白くて一気読みでした。帰国まで我慢できずホテルで番外編読んでましたね!

この物語で好きだなと思う点の一つが、家族の描き方。上にあるように少年フィンが旅立つ王道展開なんですけど、家族も一緒に旅立つんですよ。養子で義理の家族であっても、家族が離れるなんてとんでもないとばかりに獣が跋扈する危険な旅路についていく。この展開が新鮮でした。
で、この情の深さ・関係の在り方が物語が進んでも変わらないのがとても良かった。旅が進んで時を経て、フィンが一般人とは遠い存在になっていっても、家族はあくまで家族として変わらずにあろうとする。その気持ちがとても暖かくてグッときました。こういう逸脱と日常の関係に弱いです。この厳しい世界で共にあれるだけで優しすぎるという気も少ししましたが、見せてくれた暖かさに比べれば些細なこと。
父さん、母さん、みんな好きなんですが、1人挙げるなら妹のネリスですね。生意気で口うるさいけど兄想いなところもある気性で最初から好感持てるタイプ。物語がシリアスになってきても明るさを提供してくれましたし、変わったフィンに怯むことがあっても全力体当たりで繋ぎ止めるのが素敵でした。個人的にこの物語のMVP挙げるならネリスです。

そうして家族を描く一方で、物語自体は世界規模にも広がっていって。竜侯となったフィンが巻き込まれ悩みながら、自分にできることを成していく様が格好良かったです。闇の獣との向き合い方は鬼気迫ってました。
暮らしや街の立て直しといったミクロな人の営みと、国単位でのマクロな話が両立していて面白かったです。最終巻あたりは人知が及ばないレベルの脅威も出てきて、ファンタジーを読んでるなあという気分になりました。
家族以外の登場人物たちも皆魅力的でしたし、カップルを匂わすような関係が多かったのも、少女小説読み的には美味しかった。小セネトのカップルが可愛くて好きです。本編後は結婚とかはしなかったでしょうけど、会える機会はあるでしょうし、仲良くしてるといいです。

2巻が出た頃に、打ち切られるかもという話を聞いたことがありました。最後まで出て本当に良かったと、こうして読んでみて思います。ビーズログの方で子世代の話が出てるので、そちらも読みます。

評価 ☆☆☆☆★(9)