幽霊伯爵の花嫁 恋する娘と真夏の夜の悪夢 / 宮野美嘉

2016年10月1日(土)

幽霊伯爵の花嫁8 ~恋する娘と真夏の夜の悪夢~ (ルルル文庫)幽霊伯爵の花嫁 恋する娘と真夏の夜の悪夢
宮野美嘉
ルルル文庫
amazon

変わらないサアラの姿が見れて楽しかったです。

まさかの幽霊伯爵シリーズ完全新刊。レディマリアーヌと一緒に発表されたとき、「これ功労者に最後のご祝儀的なやつでは……」とビクビクしていたら、案の定のルルル文庫終了のお知らせ。しばらく前から危ないかもとは思ってましたが……。作家さん方が無事に他に移れますように。

それはさておいて本の感想を。間が空いても、サアラのサアラらしさ、信念や言動が当時のままで、懐かしい気持ちになりました。諦めずに、なせることは全てやるという強さを当たり前のように体現しているサアラの姿は、やっぱり格好いいし見ていて気持ちいいです。ドイルをスパっと切るのが痛快。ジェイク様への愛情表現も、普通じゃない言動なのにしっかり甘いのが楽しい。

ジェイク様はこんな面倒くさい人だったっけ? と最初思いましたが、そういえば元々こうだったような。何度かグーパンしたくなりました。サアラは大丈夫でしたが、エリオスはよく頑張ってたと思います……。多分今後は少しはマシにはなるんでしょう、少しは。他のキャラクターだとアシェリーゼ様が見れたのも嬉しかったです、シリーズ一番のかわいさはそのままでしたね。

一捻り効かせたミステリ要素もやっぱりありました。綺麗に騙された後に「そうそう、このシリーズはこういう捻りあったよね!」と思い出してました。もう少し早く思い出していれば騙されなかったかも? いや騙されたかな。悲しい結末でしたが、いい捻りでした。

ルルルではこれで最後かもしれませんが、どこかで次回作が見れますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です