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小説ウィングス100号

2018年8月13日(月)

小説Wings 2018年 09 月号 [雑誌]

息も絶え絶えなサイトですが、これだけは更新しないと、と思いまして。小説ウィングス100号おめでとうございます! 他の少女小説レーベルとは一線を画した、恋愛色薄めで冒険やファンタジー成分多めの作品を出す方針を曲げずに、これだけ長い間続けてきたのは凄いと思います。

個人的にもウィングスとの付き合いは非常に長いもの。金色の明日と出会ったところから始まって、ウィングス文庫の全作品読破したり、金星特急にハマったりと、読書人生の中でもウィングスの存在はかなり大きいです。ウィングスの一ファンとしてありがとうと言いたいです。

100号記念で過去作の番外編がいくつも載るのも、非常に嬉しい企画でした。金星特急が嬉しいのは当然として、ラノンまで! ジャック、ラムジー、レノックス、などなどみんな勢揃い、苦労しつつも元気そうで懐かしい再会でした。レノックス頑張って!

見かけなくなった作家さんがいるのは寂しいですが、河上さんや糸森さんなどウィングスに合いそうな新しい風も入ってますし、ここを通過点として150号、200号と重ねていくといいなと思います。

ウィングス文庫をあまり知らない方のために、過去のおすすめ記事貼っときます。これからも読者が増えますように!

ウィングス小説大賞終了に寄せて: ウィングス文庫のお勧め作品

2017年読書まとめ(オンライン小説編)

2017年12月31日(日)

商業作品の読了は減りましたが、オンノベは普通に読んでました。
移動時間が短いと、つい一話が短いオンノベに流れがちなのに気づきました! 気づくの遅い!

 


リライト・ライト・ラスト・トライ
小説家になろう / はな さん)

祝・完結。紹介は去年のまとめで。

たった一つの望みのために繰り返してきたループの最後の1回。旅路の後半は、切なくて苦しい出来事も待っていて、読んでて思いっきり叫んだポイントもありました。あの衝撃は今年1,2を争うくらい……!
そんな苦しい旅路を進んでいく主人公たちの姿にグッときました。主人公が乗り越えていけたのは、繰り返しの中で得た図太さやたくましさと、彼女が動かした周りの人々のおかげであり、繰り返しにも確かに意味はあったのだと思えます。
心に残る物語でした、甘いだけじゃない物語を読みたいときにお勧め。


本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~
小説家になろう / 香月 美夜 さん)

祝・完結その2。最後までマインさんが自分らしくあって、楽しい物語でした。

毎日お昼更新の楽しみがなくなって、終了時には寂しくなりましたが、外伝、書籍版、コミカライズ、コラボイベントなど様々な展開があって、本好きの世界をまだまだ味わえるのが嬉しい。特にコミカライズは、原作の良さを伝えてくれる素敵なコミカライズです。


魔法世界の受付嬢になりたいです
小説家になろう / まこ さん)

最近、ラブコメ的な面でとても先が気になっている作品。タイトルの通り、受付嬢を目指し、無事受付嬢になった少女をとりまく日常のお話。

常に一歩前にいるライバルのヒーローがいて、彼に対する主人公の負けん気と、あしらう彼が良い関係。
設定的には甘くなりそうなのに主人公側がほとんどそんな素振りを見せず、「これは最後くっつくことになるんだろうか」と気になりながら楽しんでます。ヒーローは時々分かりづらく優しいので、何かありそうなんですけど。


腐男子先生!!!!!
小説家になろう / 瀧ことは さん)

書籍化もされたので今更ですが。

生徒教師だけじゃなくなった2人の関係性の揺れとバランスが面白いです。オタク時事ネタも楽しい。きりゅせんに「ちょっと!!!」と叫んで、あげはさんのかわいさに癒やされる。最近の!!!甘さが!!!!!!(語彙力低下)


雨の底の花
小説家になろう / 雪本 さん)

最近一気読みしたお話。色んな要素がてんこもりなんです。男装、鈍感、主従、鬼畜ブラコンな主人、その主人に唯一ついていけるという信頼関係、その他ネタバレになるので語れない設定諸々。

好きなものを色々詰め込んだんだろうなあという勢いを感じるお話で、その色々が好きな自分に刺さりました。男装で主従っていいですよね!


VRMMOモノ色々@なろう

連載で読むものが減って、VRMMOモノを今年は結構読みました。主人公が世界を楽しみながら独自路線を進むもの、設定が凝っていて世界に底知れなさがあるもの、などが好きです。

気に入ったのはGarden of Clockworkシャングリラ・フロンティアあたり。どちらもクトゥルフ絡みですが、知らなくても十分楽しい。特に後者は、隙あれば設定飛んでくるくらいの設定増し増しと、活き活きと暴れるキャラクターが両立していて、日々の更新が楽しいです。


月の白さを知りてまどろむ
小説家になろう / 藤村 由紀 さん)

由紀さんの作品には好きな物語がたくさんありますが、どのヒーローが一番好きかと問われたら、今はシシュと答えます。それくらい、最近のシシュのバカ正直すぎる実直さが好きです。こういう風に生きること以外考えられないんでしょうね、シシュは。エヴェリとのやりとりから2人の関係こそが無二であると感じられて良かった。


女王の化粧師
Barocco / 千 花鶏 さん)
もはや固定枠です。今年も読めてよかった。紹介は去年のまとめなどで。

敵地でのシリアス展開の中での、ささやかな甘さにグッときます。後半に突入してこれまでの伏線も紐解かれはじめて、ワクワクが止まりません。


セカンド・サイトのこどもたち
セカンド・サイトのこどもたち / 二条 空也 さん他)

書き手複数、主人公も複数のシェアードワールドなお話。かなりの長編です。
舌っ足らずでふわふわな主人公が頑張る可愛らしい作品なのですが、背景には重く切ない世界設定があります。こういう「諦めない」物語好きなんです。
そんな設定もあるので、甘さの後にグサグサと心をえぐってきたりもして、なかなかに容赦ないところも。そんな中を少しずつ成長していくキャラクター達と見えてくる世界。物語の行方がどうなるか気になって読んでます。

今年は特にえぐられて印象に残りました。最後の方の更新が……!

2017年読書まとめ(商業作品編)

2017年12月30日(土)

まとめ記事ばかりなサイトです、こんばんわ。

2017年の読了は55冊ほどでした。2年前は180冊くらいだったので酷い減り。一時期は読書メーターまで止まってました。悪い文明のソシャゲに加えて、脱出ゲームにもハマったのが影響してます。

減った分、読む本はいつもより厳選されてました。例年通り印象に残った作品を何作か。


天冥の標シリーズ (小川 一水/ハヤカワ文庫JA)

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

長らく止まってしまっていて課題図書だった天冥、ようやく再開して最新刊まで追いつきました。外で読みづらい4巻が長らく壁でした。

絶対面白いだろうという安心感も積んでいた要因の1つなんですが、読み出すと想像以上の面白さ。よくもまあ、こんな壮大すぎる物語を広げて無茶苦茶にならないものです、構成が凄い。どの巻も面白いですが、6巻の空恐ろしさが鮮烈に印象に残っています。8巻以降で、年月の重みや変化を様々な形で見せてくるのにも痺れました。アケボシ……!

これでリアルタイムで物語の終わりを見届けられます。楽しみ。


おこぼれ姫シリーズ (石田 リンネ/ビーズログ文庫)

おこぼれ姫と円卓の騎士 新王の婚姻 (ビーズログ文庫)

祝・完結。仮花嫁が終わり、おこぼれ姫も終わって、一つの時代が終わった寂しさを感じています。

レティがいつでも格好良く、読み応えもあって毎回わくわくさせてくれる物語でした。次第に増えていく騎士たちとのやりとり(と後半の甘さ)も好きでした。小冊子も楽しく読みましたが、もう1冊くらい騎士たちの番外編を読んでみたい。

<今年の感想>
おこぼれ姫と円卓の騎士 新王の婚姻


指輪の選んだ婚約者シリーズ (茉雪 ゆえ/アイリスNEO)

指輪の選んだ婚約者: 2 恋する騎士と戸惑いの豊穣祭 (アイリスNEO) 指輪の選んだ婚約者: 3 花嫁修業と騎士の最愛 (アイリスNEO)

最近の少女小説で新刊が一、二を争うくらいに楽しみな作品。恋が人を変える様子を色んな物語で見てきましたが、ここまで変わったのは初めて見たかも。と思うくらいにヒーローのフェリクスのビフォーアフターが凄いのです。

最新の3巻では、当初の不器用な女性苦手だった彼は消え去り、隙あれば2人だけの空間を築く恐ろしいダダ甘モンスターがいました。ごちそうさまですの気持ちが溢れかえります。

アウローラの刺繍馬鹿っぷりが負けず劣らずに凄いのが、甘さで胃もたれしないポイントなんだろうなあと思います。刺繍←アウローラ⇔フェリクス の三角関係と、それを生暖かく見守る人々がとても楽しい。刺繍に大真面目に嫉妬するヒーローは、後にも先にもこのお話でしか読めないと思います。甘い作品を読みたい日にお勧め。


京都寺町三条のホームズシリーズ (望月 麻衣/双葉文庫)

京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)

上半期のまとめでも触れた、今年一気読みしたシリーズ。最初はスマートだったのが色ボケしていくホームズさんの姿が楽しい。あれ、上でも似たような作品に触れたような……?(好みが露骨に出る並び) あと、お調子者だけど憎めない秋人さんがお気に入りです。ホームズさんの友達はこういう良い意味で鈍いキャラじゃないとやっていけないでしょうね。

京都に行く楽しさを再発見させてくれたでも作品でもあります、今年は2回行きましたし、多分来年も行きます。名所とスイーツと謎解きが私を待っているのです。


BANANA FISH (吉田 秋生 / フラワーコミックス)

Banana fish (1) (小学館文庫)

小説ではないですが。Twitterで何名か沼に沈んでいく光景を見かけて、ちょっと近づいてみたら沼でした。(予定調和) いや、登場人物の女子率低そうだしそんなにハマらないと思ってたんですよ……。

なんといってもアッシュが魅力的でした。卑怯なやり口で仕掛けてくる敵に対して、知恵と力で仲間たちと戦っていく少年漫画的な格好良さに加えて、孤独で危ういところもあって、どうなっていくのか目を離せませんでした。2日ほどで19巻一気読みでした、休日に手をつけてよかった。アッシュ以外だとマックスとブランカが好きです、大人たちも格好いい。


ファタモルガーナの館 (ノベルタクル)

ファタモルガーナの館 -COLLECTED EDITION- - PS Vita

書籍ですらないですが、この傑作は外せないです。大体は上半期のまとめで語ったので、一言だけ。ヤコポに幸あれ!!!!!!